純和風の坪庭をミニチュアで再現。ポンプで水を循環させ、水のせせらぎやしし脅しの音が聞こえるようになっている。
水の流れる音を聞くと心が落ち着くのはなぜなのだろう。日本の庭は自然と調和し、わび・さび(侘・寂)の境地を感じさせてくれる。
侘とは「わびしい」から容易に理解されるように「立派な状態に対する劣った状態」で「粗末な様子」、あるいは「簡素な様子」を表し
寂(さび、寂び)は時間の経過によって劣化した様子(経年変化)を意味している。
国宝の仏像や寺院は千年以上の年月の為、黒ずんでいる。
ても美しいのは永年人々に大事に磨かれ、守られ歴史と共に美しく
なってきたのかも知れない。人もそのようになりたいものである。
いくら上手に汚しをかけても自然の侘び・寂には到達することは出来ない。
古くて粗末なものに特に美意識を感じるのは日本人のDNAなのだろうか
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